病気について考えてみた
病気になったのは、2011年昇進後、半年後の事であった。
適応障害であった。
悔しかった。
まさか自分が。
2年近くの休職を余儀なくされた。
1日が長く、人目が気になる毎日。
復職できるかの不安感。
復職後の人間関係、業務がこなせるかが不安だった。
2年後、降格し復帰。
おまけに勤務地まで変わった。
新たな人間関係をつくるという、新たな不安感があった。
休職すれば精神的には楽かもしれないが、将来に対しての不安感は増大する。
しかし、病気になって良かったと今思える。
生き方を変えることができたから。
給料は大幅ダウン。
しかし、したいことができる。
今は非正規だから、責任も重くない。
精神疾患になったら、一気に回復というのはないと思う。
何十年もかかるかもしれない。
少しずつ良い方向に向かうしかない。
もう、11年もたつ。
自信がある。
長いことかかったけれど、通信大学を卒業し精神保健福祉士となり、精神疾患の方のお手伝いができるように努力したい。
そう思える。
病気にならなければ・・
今の自分はいなかった。